イベント内容
日本の地理教育は、初等、中等、高等教育それぞれにおいて、持続可能な社会の実現に向けて中核の役割を担うべく、その意義の周知を図る必要があります。 令和4年(2022年)度からスタートする高校地理歴史科における「地理総合」の必履修化に際して、各教育委員会や校長をはじめ現場の高校教員の理解を得て、気候変動をはじめ深刻化する地球環境問題や防災・減災、持続可能な社会に向けて、社会全体で「地理総合」による生徒の学びを深めることが期待されています。
そこで、本シンポジウムでは、国や教育委員会などにおいて、地理総合の必履修化に向けての期待や課題を語っていただき、その課題に対して学協会をはじめ社会がどのようにサポートできるのかを明らかにします。
そこで、本シンポジウムでは、国や教育委員会などにおいて、地理総合の必履修化に向けての期待や課題を語っていただき、その課題に対して学協会をはじめ社会がどのようにサポートできるのかを明らかにします。
タイムテーブル
13:00 趣旨説明
井田 仁康(日本学術会議連携会員、筑波大学人間系教授)
13:10 (提言)『「地理総合」で変わる新しい地理教育の充実に向けて―持続可能な社会づくりに貢献する地理的資質能力の育成―』の概要
矢野 桂司(日本学術会議第一部会員、立命館大学文学部教授)
13:40 地理教育への期待
橋本 幸三(京都府教育委員会教育長)
14:10 地理総合・地理探究の具体像
中嶋 則夫(国立教育政策研究所教育課程調査官)
14:40 改訂学習指導要領において地理に求められたこと
濵野 清(広島県立教育センター副所長)
15:10-15:20 ( 休憩 )
15:20 新しい地理教育への期待と課題
片桐 寛英(山形県教育庁教育次長)
15:50 都立高校における教育環境の整備と地理総合
小林 正人(東京都教育庁情報企画担当課長)
16:20 総合討論
(司会)井田 仁康(日本学術会議連携会員、筑波大学人間系教授)
(コメンテーター)由井 義通(日本学術会議特任連携会員、広島大学大学院教育学研究科教授)
16:55 閉会の挨拶
久保 純子(日本学術会議連携会員、早稲田大学教育・総合科学学術院教授)
備考
主催プロフィール
主催:日本学術会議地域研究委員会・地球惑星科学委員会合同地理教育分科会、公益社団法人日本地理学会
共催:地理学連携機構
共催:地理学連携機構