2022年、地理必履修化へ向けて
「地理総合」「地理探求」が新設、必履修科目へ
2022年から実施される高等学校の新教育課程では、地理が必履修科目となります。
一部では必履修化に向けた研修等が行われていますが、十分と言えるものではなく、現場の先生たち自身の努力に委ねられているのが実情です。
必履修化に際して、現在地理を教えている先生たちからは
「部活や生活指導など、他の業務が忙しすぎて、新学習指導要領対策のための時間がない」
という声を多く耳にしました。
また、これまで地理を受け持っていなかった、あるいは長らく地理から離れていた先生たちからは
「新しい内容や指導方法を自ら学習・計画しなくてはいけない、しかし、相談相手やコミュニティなどもなく、何からはじめればいいのか…」という不安の声が多く聞かれました。
Mapupは、そんな教育現場の「時間がない・勉強の機会がない・相談相手がいない」という三つの課題を解決し、
「地理を教える先生たち自身が、地理を楽しめる環境を作ること」を目的に作られました。
地理教育の新しいコミュニティとして
Mapupは、オンラインの相互学習コミュニティを目指しています。
先生が、学ぶだけのサイトではありません。
Mapupでの学んだことを教室で実践し、そこで得た現場ならではの知見を、オンラインでつながる全国の先生たちに共有する—
Mapupは、こうした一連の相互学習プロセスをオンラインで提供していきます。さらに、オンラインと連動したオフラインでの勉強会・研究会の機会も用意します。
「成功も失敗も、蓄積・共有することによって、また新たな知が生まれる助けになる」
全ての学問の基礎ともいえるこの考えにのっとり、地理教育の新しいインフラとして、Mapupは進化を続けます。
収益の透明化
Mapupは、地理を愛するユーザーの参加によって成り立っています。
教材や動画撮影にご協力くださっている先生方は謝礼*を受け取っておらず、地理を愛するユーザーとして、ご厚意で参加下さっています。
そうした先生方の活動を後押し、地理教育のさらなる活性化や発展を願い、Mapupの売上のうち、10%を地理教育の研究会や活動に寄付していきます。
※教員公務員の兼業・兼職規定も理由にあります。
地理教育応援プランについて
Mapupは、地理教育応援プラン(月額5,000円)を設けています。
このプランは、地理を愛し、地理教育を支援したい人に向けて設定しました。
- 地理や教育の現場から身をひいたが、地理教育の発展・拡充を応援したい
- 最新情報をキャッチアップしながら、何か地理全体のためになることもしたい
地理教育に良いコンテンツを提供していくために、多くのご支援をお願いいたします。