地層が地殻変動による横からの圧力を受けて、波状に曲がってできた山脈のことを言う。
褶曲運動が基になって、褶曲山脈は形成されている。褶曲後に盛り上がった凸の部分を背斜、沈んだ凹の部分を向斜という。また、岩石の内部が曲がったものも褶曲と呼ぶ。さらに、中生代以降に造山作用を受けた地域、褶曲構造が広く見られるアルプス=ヒマラヤ造山帯では、原油の埋蔵が多いとされる。
宮路秀作(2019)『目からウロコの なるほど地理講義 系統地理編』,学研プラス
代表的な山地の地形を、成因ごとにどのような地形がみられるか・産業や人間の生活とどのように関わるか、などの面から学んでいきます。
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